いざ作るとなると全然知らなかった!ラザニアって何がどうなってる料理?

日本語の授業が学校であるといい、日本食や文化にも詳しいオーストラリアファミリー。家の近くにアジア食材専門のスーパーなどもあり、家で調理することも多いのだそう。リクエストはから揚げ。フリットは作るけれども、フライドチキンやから揚げは作らないので覚えたいとのこと。

じつは、から揚げのリクエストは初めて。当初、自分好みのにんにくやスパイスが入ったパンチの効いた味に仕上げる予定でレシピも作っていたのですが、日本らしいスッキリとした味に仕上げようと生姜メインの味付けにしました。

大皿山盛りに完成したから揚げや、つけあわせに揚げたレンコンやさつまいもなどの天ぷらを上手に箸を使ってくれた子供たち。学校で習ったという、いただきますやごちそうさまの挨拶もしてくれて感激してしまいました。

そんな9歳の息子くんが好物だと話してくれたのはラザニアです。

じつは、私は今までラザニアをあまり食べたことがありません。なんとなく思いだせるのがレストランのビュッフェに並んでいた、平たいパスタのトマトソース焼きみたいな?

美味しそうなのは想像が付きます。けれど、本格的に一人前食べた記憶がなく、イメージでなく本当の味を知りたいと思いました。

調べてみると、ラザニアはイタリア発祥の料理で、正しくは短冊状の大きなパスタの名前だそう。基本はぺシャメルソース、ミートソースをラザニアで層に重ね、チーズをトッピングして焼きます。

ミートソースの具材や、チーズの種類、ラザニアのブランドによって店ごと、家ごとに個性が現われるそうですよ。

2,3回ぶんほど入っていて、400円程度と案外お手ごろ

そんなにわか仕込みの知識を念頭に、輸入食品店を物色したところ、思わぬ選択肢に直面!ラザニアにはあらかじめ茹でて使うタイプと、そのまま焼くタイプがあるではありませんか。「ゆで加減を判断するのは難しいかもしれないし、なによりめんどいな」と感じたので、今回はそのまま焼くタイプを選びました。

ただし、こちらのタイプはソースの水分を多めに仕上げる必用があります。

■応用が利く家庭料理?好みの素材で作るごちそうラザニア

ペシャメルソース
ミートソースかトマトソース

ペシャメルソース、ミートソースを用意します。手作りでも缶詰でもOK。ミートソース・ラザニア、ペシャメルソース・ラザニアと層にする、最後にとろけるチーズをたっぷりかけてオーブンで焼けば完成。

もっととろとろチーズに仕上げたかったのにうっかり焼きすぎてしまいました

ナスやズッキーニ、パプリカなど好みの野菜をサンドしても美味しそうですね。

食べ応えもあります

本格派に見える、映える料理です。子供にも馴染みやすい味なので、お誕生会などここぞという日のレパートリーに加えるのにもおすすめです。